月の雫。

 

冬の間、地中からの養分を溜め込み休眠していた茶樹が、初春の穏やかな日差しに気づき少しずつ発芽を始めます。

夏も近づく八十八夜と歌われるのは5月のはじめのこと。

この頃には新芽も葉もしっかりと整い、機械で大量の茶摘みが可能になります。

 

もっと早いタイミングで、わずかに芽生えた若い若い芽や葉を手摘みする茶のことを俗に「大走り」と言います。

手間もかかるし小さな芽葉は総量あたりの価格も当然高くなります。

が、この時期の茶特有の若々しい草原の香りのような爽やかさを楽しむことができます。

 

 

一般的に高級茶は低い温度のお湯で・・・と言われますが(もちろん、その通りで構いませんが)、この茶はいつもより少し熱めのお湯でササっと淹れてみてください。本当に爽やかな春の香りが広がります。

 

 

■静岡 本山煎茶 春月雫(はるかづき)50g ¥1,875 / 缶入 ¥2,375 (共に税別)

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